✔ 歯列矯正の今後の動向

従来の矯正歯科治療は、審美性というよりは機能性を重視していました。言い方を変えれば、治療に特化したシンプルな方法であったとされています。代表的なものが金属ブラケットと呼ばれる矯正装置であり、歯の表側に金属のブラケットとワイヤーを装着します。さまざまな症状に適合すること、メンテナンスしやすくコストも低いことから現在でも主力とされている矯正器具です。 しかし、矯正器具は毎日装着し続けるものです。口元は人に見られやすいため、審美性を高めた装置が開発されたのだと思います。また、今後についてもより審美性が高まり、生活に馴染みやすいものが開発されるものと予測されます。情報を集めて最適な方法を探しましょう。

矯正歯科治療を行う上で注意すべきことに「抜歯」があげられます。抜歯とは字のごとく、歯を抜いてしまうことです。通常の歯科治療の抜歯は親知らずや抜いてしまった方がいい歯に対して行われますが、歯列矯正に関しては歯並びの症状によって抜く抜かないを決めることになります。 まず、歯列矯正において抜歯が行われるのには理由があります。歯並びやかみ合わせの原因は歯が顎の大きさに収まりきらず、歯列を乱してしまうこととされています。日本人は欧米人らと比べても顎が小さいことから、矯正治療には抜歯が必要不可欠といわれていたのです。 よって、不正咬合の具合によって抜歯の有無が分かれるということになるのです。現代の矯正学ではなるべく抜歯を行わないようにする治療が指南されていますが、それでも抜歯が必要な場合も珍しくありません。なので、診察や精密検査の結果から、治療についてもう一度考え直すということも大切だと思います。